第４回サプライズカップ

日曜日は第４回サプライズカップ。第４――とか言っても、見るの初めてなんですがっ。

金曜くらいに（ホント直前だな）「人出が足りなければお手伝いしますよ」と美紅さん経由で主催者の桃夏さんに伝言をお願いしてみたのです。で、当日参加賞（？）として参加各艦隊に渡される名工大工道具を配布するオシゴトをする事に。

宴会場はカサブランカです。
20時半から開会宣言が行われ、その後21時から試合開始。
試合は 3 vs 3 の模擬戦で、各チームに旗艦として審判を投入。審判を白旗にしたら失格で、リングアウトはその船が失格。あとは15日間の制限時間内で戦う感じです。敵３隻を沈めると勝利で、それ以外――つまり1 vs 3でも時間内に全隻倒しきらなければ引き分けとなり、その場合は各艦隊の合計レベルが低い方が勝利（同じ場合は代表によるダイス勝負）というルールになっています。またチーム内で同一船は２隻まで、という縛りもあります。

最終的に26艦隊の参加があつまり、かなり大掛かりな試合にっ。１回戦から５回戦（＝決勝）までのトーナメントです。チーム数の都合で１回戦免除で２回戦から参加の艦隊も幾つか存在しますので最大４戦 or ５戦となるわけですね。敗者復活戦などはありません。純粋に勝ち抜き戦となります。

僕のお友達では、アマンダ姉さんの艦隊にCAFE-de-Genovaが誇る軍人マズルカさんが参加。そしてリクームさんの艦隊も参加ということで知り合いは２チームかっ…と思ってたら、主催の桃夏さんが１艦隊組んで参加――ということになったらしく、そこに美紅さんが入ってました（笑）。

さて、殆ど見てなかった（…）商会チャットでは、商会長がマズルカさんに訓示（？）をしてました。

Sanative=Vixen＞そいやあれか
Sanative=Vixen＞マズルカさんはサプライズカップでるのか
マズルカ＞はいー
Sanative=Vixen＞がんばるように
Sanative=Vixen＞特に孤立せんようにな
マズルカ＞了解しますた
Sanative=Vixen＞うむ
Sanative=Vixen＞常に 2 on 1 くらいで
Sanative=Vixen＞ダサい1on1 *3 になら無いように注意ね

当たり前の事といえばそうなんだけど、結構出来無いんだよねぇ…（しみじみ）。

さて、試合の最初の方は、名工大工道具の配布でバタバタしていて（…なんか手間取ってすみませんでした＞参加各位）余裕がなかったのですが、１回戦が半分くらい終わるころにやっとなんとか暇が取れるようになり（笑）各試合を見る時間も持てるようになりました。

ちょいと前の日記にも書いたけど、金曜に桃夏さんと初めてお話した時に「何か景品だしましょーか」ということで（笑）急遽『MVP賞』が特設され、僕が受賞者を勝手に（！）決めていい事になりました。
なので試合を見て決めなきゃいけないのですが…前半の方の試合がマトモに見られていません。よたよたと移動していったら「試合終了」とか！　やばい、これでは決められない――ということで『ベスト４に残ったチームから決めます！』と宣言。これで大分決断までの余裕が出ますｗ

途中、アマンダさんの艦隊の方やお友達の皆さまをご紹介して頂いたりしつつ、のんびりと観戦。審判で忙しい運営チームの皆さまを横目に、ひとりでのんびりしています！（爆）　…い、いや、ずっと名工配布はしてたんだけどね！　試合に出てたり観戦してたり――と、カサブランカの街中だけでは配りきれなかったので（笑）最後の数艦隊は海上で捕獲して手渡しとかしてました。

そんなことをしている間にベスト４も出揃いました。
バーク艦隊、なつめ（パオ）艦隊、徹也艦隊、番長清原艦隊（※敬称略）です。
・・・そして今更ですが、ごめんなさい、許可とってる余裕が無かったので艦隊長名だけバリバリ書かせて頂いてます。名前出しが嫌だったらあとでイニシャル化とかしますので（…ってトーナメント表とか見れば分かってしまうわけですがっ）。

さて、なつめ（パオ）となってるのは、元のリーダーの方がルーター故障でINできず、急遽代理の方（パオ氏）になった模様です。このパオ艦隊と、初戦（２回戦）を勝ち抜いたアマンダ艦隊が３回戦で対戦したのですが、この試合が凄かった。見ていてドキドキでした。

尼さん艦隊は戦列２（尼さん・マズルカさん）＋重ガレオン（お名前出していいから分からんので仮に『Ｄさん』と！）で、相手は確かガレアス＋戦列２…かな？　なので、そんなに白兵にはつっこまないかも――と思ってたら、なぜか全船同時に白兵とかｗ　ナンダコレ状態で、外周で見てる分にはドキドキハラハラの展開です。
その白兵明け暫くしたところで尼さんが撃沈。
残った２隻も粘りますが、続いてマズルカさんが集中砲火を受けて白旗に。残ったＤさんは、必死に粘りに粘ります。相手の僚艦はオールージュでバリバリ活躍している軍人さん。実はＤさんの海事レベルは40台。ぎりぎり重ガレオン乗船可能というお方なので、もしこの状態でタイムアウトを迎えた場合、艦隊の海事レベル合計は敵艦隊を下回る計算となります。サプライズカップルールにより、３隻撃沈以外は全て引き分け扱いとなり、艦隊合計レベルの低い方が勝ちぬけになるため、アマンダ艦隊にも勝機があります。
――でも、やはり3 vs 1での孤独な戦いにもやがて終止符が打たれ、残り３日いうあたりでＤさんも白旗に。熱戦は終了となりました。

続くベスト４の４チームによる対戦は、バーク艦隊 vs パオ艦隊、徹也艦隊 vs 番長清原艦隊の組み合わせ。

なぜかバーク艦隊 vs パオ艦隊の方にギャラリーが集中し（場所が港から近かったせいもあるかもｗ）、そのせいかは分かりませんが、異様な重力が発生して、バーク艦隊のメンバーであるカース氏はスキル窓さえ開かないような状態でもあったとかっ。ソレどこの大海戦ですか…？（汗）
徹也艦隊 vs 番長清原艦隊の試合は、ガレアス同士の白兵があったりなど、こちらも見ごたえ満点。…ま、まぁ白兵とか「どれだけ兵力減った」とか見えないからよく判らんのですが、でっかいガレアスが身を寄せ合って（違）もぞもぞ動きながら（白兵してる時船揺れてるじゃん？）戦ってるのを、アラガレに乗って側で見ると異様な迫力がありますヨ。

この準決勝はパオ艦隊と番長清原艦隊がそれぞれ勝利し、いよいよ決勝戦に。

このあたりで大分時間も予定をオーバーしてましたので、サクサクと進めていくことに。
決勝は時間制限なしでどちらかが勝利するまでの戦闘になりました。

決勝開始早々、番長清原艦隊のＡさんが審判につっこみ、あわやの危機ｗ　審判拿捕をすると失格ですが、まぁそんなミスはすることなく（笑）その後は順調に試合が進みます。
そして、まずはアタッカーのＡさんがパオ艦隊の船を１隻撃沈。続いてチームリーダーも撃沈され、3 vs 1に。しかし、ここから残った１選手がかなりの粘りを見せて逃げまくりますが、時間無制限で旗艦無しのシステム故に、最後はやはり撃沈されて終了。旗艦を打ち落としての大逆転――がない分厳しいですねぇ。

そんなわけで優勝が番長清原艦隊、そして準優勝がパオ艦隊となりました。（拍手！）

カサブランカ酒場で表彰式が行われます。時間も遅くなってしまったので、かなりサクサクとｗｗ

優勝賞金は最終的に100Ｍに。更に副賞としてロット300枚、砲撃セット（船首像・大砲etcのセット）が贈られました。
なんか「シード帝国に貢ぎます」とか仰ってましたけど、どこまで本当なんでしょうｗｗ　それよりも所持金の都合で100Ｍを渡せなかったらしく「ちょっとお金捨てるか　預けてきてください」といった桃夏さんGJすぎ。

準優勝チームにはクスクス・ピザ・マグロステーキなどの料理セットが贈られました。何が幾つずつなのかは知らないけど…。

続いて「MVP賞」の発表が。あれです、僕が勝手に決める賞です。
これはバーク艦隊に捧げさせて頂きました。３回戦＆準決勝の２戦を観戦したのですが、艦隊揃っての綺麗な行動や（模擬でいつもバラけてしまってた人ですから…見てて勉強になりました）、準決勝で先に２隻沈められて１対３になりながらも、そこから脅威の粘りを見せて相手を１隻撃沈したりしたカース氏の行動が「すげぇ！」とね。しかもスキル窓開かないくらいラグってたという話だから「普通に動けてたらどうだったんだろう！？」というビックリも。

ちなみに渡した景品（賞品というほど豪華じゃないんだよ～は、冒険者らしく発掘品オンパレードで

・デメトリオス鎧×１
・ロロ兜×２
・トリスタン剣×１
・海民剣×１
・アレク大王剣×１
・ズールー盾（※ランさんからのプレゼント品）

の合計７点です。
あ、ズールー盾だけは海事クエ報酬ですね。まぁ僕が出したものじゃないからいいや（えっ）
ホントはラブリュスとか掘ってきたかったのですが、諸事情で時間が取れなくて行けませんでした。まぁ模擬とかで使い潰す道具にでもしてください、ということで。

あとは「サプライズ賞」として、運営チームの選定による賞が授与されました。強化槍と強化ブーツ、それぞれ+50ずつ強化されているアイテムが賞品として渡されます。

なんと、これには――アマンダ艦隊が！！　おめでとうっっ！　しかーし。

『アマンダさん今お風呂＾＾；』

・・・・・・。
最後まで期待を裏切らない（？）素晴らしい尼さんです。

試合敗退後、カリブ合宿の準備でもしようかな？　という尼さんを「折角だから見ていけば？」と引き止めたのは僕ですが、まさかこんな最後に表彰があるとは思いませんでした。…いや何しろ、授賞式の真っ最中に受賞艦隊決まったのでね（笑）。まさにサプライズでした。

そんな感じで表彰も終わり、邪魔臭く７個もある（…ホント数多くてすまんですね…）景品をバーク艦隊の皆さま――バークさま、パウラ・エブナーさま、カース＝ラージェントさまのお三方にお渡しして、僕のお仕事も終了。

お渡しするときに艦隊に勧誘いただいたので、そこで選考理由もちょこっとオハナシしました。がっ、かなり緊張していて（いやだってっ！　色々あちこちの酒場やらなんやらで噂を聞いてる人々だし！）何言ったか半分くらい記憶からすっ飛んでるのは今だから書けることです… orz
・・・失礼な事いうてたらゴメンナサイ。というかバークさんに「ブログみてますよ」と言われたときは本気で動揺しました。小心者なんですってば。（誰も信じないけど）

というわけで、約４時間？　の大会、参加者の皆さま、そして運営の皆さま、本当にお疲れ様でした。
海事に殆ど縁の無い似非冒険者（今まさに紡績商だからな）ですが、模擬とか見るのは大好きだし、すごく楽しかったです。あまり運営の助けにはなってなかった気もしますが…（爆）。

さて、明日からは再び大人しく（？）縫製の日々に戻りますかね～。

明日の予告。思い出したら「船の話」を書きます。

ログを読み直してたら

『商船襲ってたら戦列艦に襲われて「俺は鮪を食いたいのであって、さめと闘いたいわけではない」と去っていったクールガイか』

というさなさんの台詞があって大爆笑してました。いや、例のヴェネツィアの海賊団の１名の台詞らしーですが。
なんというか、すげー「海賊としちゃ、そりゃそーだな」と大納得でした。

・・・でも襲われたくは無いけどな！　と思った、そういや職業だけは商人な僕でした。
（まぁインドでもアラガレか冒険ジベのどっちかだけどさ！）