26章:最後の覚悟
バレンシアには数多くの軍艦が停泊していた。
胡椒の行方を追い、ここバレンシアに居をかまえるアルバ公の邸宅前へと行くが、衛兵に誰何される。
反射的にサルミエントの本名をアルヴェロが出してしまうが、
衛兵たちはその名を聞くと、アルバ公との面会許可を取り付けてくる。
そのまま成り行き任せにアルバ公と対面する面々。
ディエゴの使いと信じきるアルバ公に、アルヴェロは胡椒のことを口にすると
胡椒取引が行われている事を裏付ける決定的な台詞が、公の口から出るのだった。
更に彼は「艦隊派遣の件、滞りなく進んでいる」とのディエゴへの伝言をアルヴェロに託す。
何の事か検討もつかぬそのとき、伝令の兵士が駆け込んでくる。
アントワープ沖で艦隊が奇襲を受けたとの報に、「艦隊派遣は当面見直す」と言い残し
アルバ公は立ち去っていくのだった。
ディエゴのイスパニアへの内通が決定的となり、アルヴェロは、絶望に打ちひしがれる。
暫くして落ち着きを取り戻したアルヴェロは、父に証拠をつきつけ、内通を止めさせる。
それでも思い直さないようなら戦いも辞さない・・・との覚悟を決めるのだった。
※12〜19章までは全てインド方面で完結。20章でリスボンに戻るように名声が調整できれば楽。13000くらいは稼いでおいて出航したいものです。
※インド諸語(マスカットとか)とペルシャ語(モザンビークらしい)があれば、カリカットまで言語は通じるそうな。まぁ地図よみてぇ〜とか無ければ身体言語でも十分だ。
※インド方面行くときは停戦協定山盛りでいけ。あと見張り・測量あると便利。
※22章の戦闘は、割と港前なので安全海域に近いけど、念のために色々(…)注意すること。